(株)平和建設
衛藤良太(えとう りょうた)さん(21歳)
人の役に立つ仕事をしたい
土木科へ進学
豊後大野市の千歳中学校在籍時に、「高校卒業後、人の役に立てる仕事に就きたい」と考え、大分工業高校土木科へ進学。毎朝、6時半の電車に乗って通学した。高校時代は、サッカー部に所属し、部活動で培った経験を、仕事へも生かす。
大分市の(株)平和建設に入社して今年の4月で4年目になる。現在は、大分市の家島橋で、橋梁の耐震補強工事現場管理をしている。今も、豊後大野市の自宅から車で通っているという。
思い出深いトンネル工事
思い出に残っている現場は、大分市戸次の主要地方道坂ノ市中戸次線と臼杵市野津町の国道502号線を結ぶ、広域農道「大南野津線」2期工事のトンネル現場。「トンネル工事は、ほかの土木工事と違い独特なもの。貫通式なども経験でき、とても勉強になった」と話す。
職場環境に恵まれて
仕事をするうえでは、安全第一はもちろんのこと、品質にも細心の注意を払う。「上司、協力会社の方々が、やさしく指導をしてくれ、とても働きやすい。チームワークも抜群」と、よい職場環境に恵まれて仕事をできることを誇りに思っている。
これからの目標は、「まだ、一人で現場を持ったことがないので、早く一人前になって、現場を任せられるようになりたい」と決意を語る。また、2級土木施工管理技士の試験を受けており、2月の結果発表を楽しみにしているという。
学校の授業は大事
これから建設業を目指す後輩たちへは、「学校の授業が、いかに大事であったかと、働いてから痛感した。仕事のうえでも学ぶことが多いので、学生時代に勉強をしっかりしておいてほしい」とエールを送る。
真面目で誠実
上司である高見薫土木部次長は、「勤務態度は真面目で誠実。豊後大野市から通勤しているが、一度も遅刻をしたことがない。ほぼ、この現場も彼に任せている。これからの成長が楽しみな社員だ」と期待を寄せている。
2019年2月インタビュー