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(株)聖晃産業

クレーンオペレータ

上野和義(うえの かずよし)さん(41歳)

大変な仕事だが光栄

(株)聖晃産業 クレーンオペレータ 上野和義(うえの かずよし)さん(41歳)
 

国内最大級のクレーンのオペレータ

 福岡工業大学付属城東高校を卒業後、福岡県内のクレーン会社に就職。その後、(株)聖晃産業福岡営業所(福岡市)に採用。今年で入社12年目。

 現在は、国内最大級の大型クレーンのオペレータ業務に携わっている。最近、従事した大きな現場は、大分川の宗麟大橋や国道10号線の万寿橋でのクレーン作業。今は、新日鉄住金大分製鐵所構内の敷地内で資材運搬用のレーン建築の現場でクレーン作業をしている。

 

クレーンが一番好き

 この仕事を志したきっかけは、「小さい頃から、重機が好きで免許を取得できる年齢が来たら、すぐ免許を取りに行きました。重機関係のいろんな免許を取得したけど、やはりクレーンが一番好き」と話す。

 

重機への熱い思い

 聖晃産業への就職は、福岡県でほかの仕事をしていた時、同社の福岡営業所長と出会い、話をしているうちに、「もっと重機の技術レベルを上げて、同社の国内最大級の大型クレーンを操縦してみたい」と思ったから。心底から重機が好きな〝重機マン〟だ。

 

代替車両の無い苦労

 一番苦労したのは、大型クレーンが故障したとき。「大型クレーンは特殊な車両。代替車両もなく、試行錯誤しながら夜を徹して修理をした」そうだが、「この仕事は、やりがいを感じる」と頼もしい。

 

より良い職場環境へ

 これから建設業界に就職を考えている人へは「建設業は3Kのイメージが強いが、実際の現場では労働災害に対しては細心の注意が払われている。職場環境は今後もっと良くなると思う」と語った。

 

2017年6月30日大分建設新聞掲載

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